電話に出るときの「もしもし」。これを「こんにちは」と同じようにいつでも
使えると思っている人に何人か出会いました。いきなり「もしもし」って言わ
れてびっくりしました。(natsumeguさん)
というのがありました。たしかに、(フィンランド語はわからないけど)英語のように「こんにちは」と「もしもし」が同じことば(Hello)で表される言語だと、↑のような誤用が起きても不思議じゃないですよね。これってほかの言語ではどうなんだろう?( ̄ω ̄;)
ということで、夕方に立ち寄った本屋さんで各国語の「こんにちは」と「もしもし」を調べてみました。
それでは、書棚整理していた店員さんの邪魔になりながらメモ片手に1時間ぐらい外国語のコーナーをウロウロした成果をご紹介!
・中国語・・・ニイハオ、ニンハオ(丁寧)
・韓国語・・・アンニョンハセヨ、アンニョンハシムニカ(丁寧)、アンニョン(カジュアル)
・タイ語・・・サワッディー、サワッディーカッ(丁寧)
・ヒンディー語・・・ナマステ、ナマスカール
・ベトナム語・・・チャオチー(男性)、チャオアィン(女性)
・フィリピノ語・・・マガンダン タンハリ ポ(12:00〜13:59)
マガンダン ハーポン ポ(14:00〜17:59)
・インドネシア語・・・スラマッ(ト)スィアン
・ロシア語・・・ズドゥラーストゥヴイチェ、プリヴィエートゥ(カジュアル)
・トルコ語・・・イイギュンレル、メルハバ
・アラビア語・・・アッサラームアライクム
・ポーランド語・・・ヂェインドブルィパヌ(男性)、ヂェインドブルィパニ(女性)
・フランス語・・・ボンジュー(ッフ)
・ドイツ語・・・グーテンターク
・イタリア語・・・ボンジョールノ、チャオ(カジュアル)
・スペイン語・・・ブエノスディアス
・ポルトガル(ブラジル)語・・・ボアタルジ
・中国語・・・ウェイウェイ
・韓国語・・・ヨボセヨ
・タイ語・・・ハ(ン)ロー
・ヒンディー語・・・ハロー
・ベトナム語・・・アロー
・フィリピノ語・・・ハロー
・インドネシア語・・・ハロ
・ロシア語・・・アロー、アリョー
・トルコ語・・・アロー
・アラビア語・・・アロー
・ポーランド語・・・ハロー
・フランス語・・・アロ
・ドイツ語・・・ハロ(−)
・イタリア語・・・プロント
・スペイン語・・・オラ、オイガ
・ポルトガル(ブラジル)語・・・アロー
という結果でした。ヾ(´ε`;)ゝふぅ
「こんにちは」については、中国語の「ニイハオ」やトルコ語の「イイギュンレル」のように一日中使えるものと、同じくトルコ語の「メルハバ」やイタリア語の「ボンジョールノ」のようにお昼の挨拶としてのみ使えるものとがあるようです。また、一般的な挨拶としてのもののほかにも( )でくくった丁寧なものや「やあ!」のようなカジュアルなものがあり、言語によっては発話者の性差によって使い分けがなされるものもありました。驚いたのはフィリピノ語で、「こんにちは」の中に時間帯による区別があるんですね。(ここまではっきり時間が書かれてるのがスゴイ!ってゆーかホントかよっ?) (;¬д¬)
一方で「もしもし」って同じ/似てるところが多いのにもビックリしました。知らない国/地域に行ったら、とりあえず「ハロー」か「アロー」って言っとけば通じるんじゃないかなあ。。。電話することがあればね。
で、ここからが本題。どこかで人に会ったときに「もしもし」に該当することばが使えるかどうかです。これは入門レベルの語学書をチラッと見ただけじゃわからないし、実際に母語話者に聞いてみたほうがいいと思います。というわけで、外国人の友達に聞いてみたところ・・・
・中国語,韓国語・・・×
・タイ語,ヒンディー語・・・○
ということでした。タイ語とヒンディー語が○なのは、やっぱり元が「HELLO」だからでしょう。まだこの4言語しかわからないんですけど、ほかの言語でも「HELLO」が元になってるようなの(ハロ,アロ)は人に会ったときの挨拶として使えそうですね。反対に、イタリア語なんかはダメそう。機会があったらジローラモさんにでも聞いてみないと。
( ̄- ̄ 3)ヘ(▽ ̄*) ネェ
ほかの言語については今後のんびりとアップしていきたいと思います。みなさんからも情報提供や間違いの指摘があればコメントにてお知らせください。追記または記事の編集にて反映させていきます。最後に、今回の調査(?)が本屋でパラパラと立ち読みした程度のものであることをご了承ください。゛(6 ̄  ̄)ポリポリ
【修正】
・韓国語の「こんにちは」について、アンニョンハセヨが丁寧(「〜ヨ」は日本語でいう
ところの「です・ます体」)で、アンニョンハシムニカは丁寧には違いないが、ニュー
スキャスターなどが使う“お堅い/改まった”ことばらしいです。
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私のスウェーデンでの奇妙な体験が、こんなすばらしい調査につながって、感激です。私も興味深いと思っていたことだっただけに、doiさんに感謝感謝。本屋でパラパラ立ち読みって言っても、多言語に渡っているからかなり大変でしたよね。お疲れさまでした。私も、学校でいろんな国の人に会うので、調査をしてみまーす!!
ちなみに、スウェーデン語は電話にでるとき、自分の名前を言います。例えば、私の場合、受話器をとって、いきなり「ナツメグ」っていうわけです。電話をかける側は「Hej(ヘイ)」=こんにちは と言いますけどね。こっちに来たばかりのとき、セールスの電話に「もしもし」と言って出てしまい、相手のセールスマンが私の名前を「モシモシ」だと思い込み、「Hej!moshimoshi…」と話はじめたことがあります…ε=(>ε<)プッ!
今回のお題は、ワシの好奇心をくすぐる、おもしろい問題じゃ。「立ち寄った本屋さんで」よくぞそこまで調べたもんじゃと感心しておる。本屋の主の嫌な顔が目に浮かぶようじゃ。
ところで、奇特な御仁が、もしこの続きを調べようと思っておられるのなら、少々ワシの提案を考えてみてもらえんかのう。
たとえば、次のような質問を、いろんな国の人にしてみると、それぞれの言語のあいさつ言葉、呼びかけ言葉、電話専用言葉なんかの使い分けや癖がけっこうわかるんじゃなかろうかのう。それで、それを知っておけば、日本語を教える時にも「キミの国ではこう言うじゃろうが、日本では違うんじゃ」という、具体的なアドバイスもできようというもんじゃ。
1.ちょうどお昼頃、あなたが歩いている時、向こうから<友達>がやってきました。あなたはどのような言葉をかけますか。<友達>が<先生>だったらどうですか? あるいはそれが<となりの家の人>だったらどうですか? ちがいますか?同じですか?
2.前を歩いている女性あるいは男性がハンカチを落としました。あなたはその人にそれを教えてやろうとして声をかけるとしたら、どのような言葉になりますか。
3.鳴っている電話の受話器を取りました。あなたは最初になにか言いますか。言うとしたら、どのような言葉ですか。
4.そのあと、受話器から聞こえた言葉がよく聞き取れません。あなたはどんな言葉を使いますか。
まず、日本語では、上の1〜4の場合、どんな言葉が平均的で、キミならどう言うかを考えてみるのもおもしろいと思う。
それから、英語の「こんにちは(good afternoon)」と「もしもし(hellow)」じゃが、hello(w)は、対面した相手にも使えるし、自分の前を歩いている人間に呼びかける時にも使えるし、また電話を受けた時や電話で呼びかける時にも使える点で、ある種、万能の言葉として機能する面がある。
ところが、good afternoonは、一般的な昼の挨拶として使われるのが普通じゃろう。もちろん、鳴っている電話の受話器を取り上げて、いきなり「Good afternoon, this is ???? company. May I help you.」と言うことも可能じゃが、日本語ではどうするのかのう?
Google検索で「世界の挨拶」を検索したら、けっこうたくさんのサイトが引っ掛かってきたが、ほとんどのものは「もしもし」については扱っておらんし、呼びかけ言葉も不明じゃから、これを集めるとおもしろいデータになること請け合いじゃ。
面倒なことを持ち出してしもうたが、これを調べたら、けっこう役に立つように思えるんじゃ。
どうじゃろうかのう?
こちらこそ、おもしろいテーマを提供してくださって感謝してます。今回みたいなちょっとした気づきとかって大切なんだけど、忙しかったりして結局ほったらかしになっちゃうんですよね。でも、だれかやってくれたらありがたい。それならやってみようじゃないかって思ったわけですよ。この暇人が。ヾ(>∀<;)ゞ
んで、やり始めたらやっぱり面白い!今は母語話者に聞くチャンスが少ないんですけど、来月からは仕事が始まって、アジア諸国の人たちと接する機会がもてるんで、ぜひ調査を継続していきたいと思ってます。
今回のことをきっかけに、今後もいろんな人がいろんな提案をしてくれて、そこにいろんな人から反応をいただけるとココも盛り上がってくるんじゃないかと期待してます。特に量的なものはみんなでちょっとずつやってみるといいですよね。GIVE & TAKE ってことで。
とゆーわけで、みなさんからの「これ知らない?」「これやってみない?」ってのがあればお気軽にどーぞ。(くれぐれも結果を期待しすぎないでください。)
調査の幅を広げてくださってありがとうございます。2.については新しい項目ですね。ichamonolorystさんの目指す方向とは異なりますが、個人的にはリアルな表現を集めた会話集なんてのも作ってみたいです。
ユニット1.登校途中で
A:オッス。超さみぃ。
B:マジさみい。かなりヤバイんだけど。
A:ってゆーか、雪とかありえないっしょ。
B:ぶっちゃけもう帰りたいんだけど。
なんてのどうでしょう。(*≧m≦*)ププッ
話を戻して、調査をする前に各質問の意図など細かい点をお聞かせ願いたいとます。
まず1の質問についてですが、声をかける対象を<友達><先生><となりの家の人(←目上?)>の3種に分けているのは、<友達−先生>で上下関係による違いを、<先生−となりの家の人>で親疎による違いを見出したいということなのでしょうか。そうなると、<先生>は<あまり親しくない/初めて話す先生>に、<となりの家の人>は<よく知っている/親しいとなりの人>ということになると思いますが。さらに<友達>への挨拶には、「よぉ」や「ウィッス」などの俗語的な表現も含めてなんでもアリということでしょうか。
また4については、相手がだれだか知らないという前提で、ですよね。
仮に↑を範囲とした僕の回答は、
1.<友達>よぉ,ウィッス,オス
<先生>こんにちは,あっ、先生
<隣人>こんにちは
2.あっ、(すみません)落ちましたよ
3.はい、もしもし。
4.えっ?,あっ、すみません、ちょっと声が・・・。
といった感じです。改めて考えてみると難しいもんですね。(;^_^A アセアセ・・・
ワシの「提案」は、そんなに深く考えた末でのものではないんじゃが、きっかけは、もちろん、natsumeguさんの体験じゃ、
電話に出るときの「もしもし」。これを「こんにちは」と同じようにいつでも
使えると思っている人に何人か出会いました。いきなり「もしもし」って言わ
れてびっくりしました。(natsumeguさん)
natsumeguさんは、たぶん、道を歩いている時か何かのとき、日本語を知っている(教えている?)知人(学習者?)から「もしもし」と声をかけられたんじゃろう。
とすると、natsumeguさんの期待は「あっ(先生)こんにちは!」のようなもんじゃったろうし、その時に「もしもし」と言われたんじゃから、戸惑ったに違いない。じゃったら、「もしもし」はどんな時に使えばよいのかと、ワシは考え始めたんじゃ。
ワシ自身、「もしもし」は、電話以外では、見知らぬ人に呼びかける時にも使用しておる。たとえば、ワシの提案2のような場合じゃ。それから、提案3は、日本の一般的企業では「もしもし」は使わず、「はい、姉歯建築事務所でございます」のように、企業名で応えるのが普通とされており、「もしもし、姉歯…」などというのは、ダサイ事務員の対応じゃ。
しかし、提案4のように、相手に呼びかける必要ができた場合、「もしもし、(すみません)よく聞き取れなかったんですが…」などのように、「もしもし」を使用するのは問題ないじゃろう。
つまり、日本語の呼びかけ語「もしもし」は、相手の注意がこちらに向いていない(と感じた)場合、その人の注意をこちらに向けさせる時の専用語ということができそうじゃ。これに似たもので「あのう」というのがあるが、これは、相手がこちらを見ている時でも使えるという点が大きな違いがあるような気がするがどうじゃろうか。
つぎに、「こんにちは」についてじゃが、基本的にこれはあいさつ言葉で、しかもあまり親しくない相手に使うのが特徴となっておるようじゃ。たとえば、同居している家族(家族だけではないかもしれん)に対しては、まず、絶対にと言っていいほど使わないと思うし、友達と言えるほどの相手に対しても使うことはないじゃろう。「こんばんは」もだいたい同じじゃろう。
ちなみに、「おはよう(ございます)」は、わが家では、毎朝使用しておる。これは英語に関しても同じ傾向があるようで、good morningは、家族同士でも使うが、good afternoonやgood eveningは、家族に対しては使わんようじゃ。
そこで、提案1についてじゃが、「道を歩いている時に前から来た< >に言葉をかける場合」は、土井君の回答にもあるとおり、
1.<友達>よぉ/ウィッス/オス/(+ああっ/おう)←これはワシのつけたしじゃ。
<先生>こんにちは/あっ、先生
<隣人>こんにちは
などが候補として挙げられよう。つまり、<友達>には決して「こんにちは」は使わないことだけは、はっきりしておるし、<先生>に対しては「こんにちは」だけでは、親近感や敬意の気持ちを表すのにやや欠ける嫌いがある。
昨日、このことについてアメリカ人に聞いてみたら、
1.<友達> Hi! <NAME>+(How are you?/ What's up?)
<先生> Hi! Mr.<NAME>+(Good afternoon./ How are you?/ …)
<隣人> Hi! <NAME>+(How are you?/ Good afternoon./ …)
なんかが普通ではないかと話しておった。そして、「<友達>と<隣人>は基本的には変わらない。親しい隣人であれば、<友達>と同じレベルよ。」とも言うておった。
ちなみに、提案2以下についても聞いてみると
2.もしもし、何か落ちましたよ → Excuse me! You've droped your handkerchief.
3.はい、姉歯建築事務所でございます。 → (Hellow) Aneha-architects. May I help you? (普通 Hellowは言わない)
4.もしもし? ちょっとよく聞こえないんですが・・・。 → Hellow? Can you repeat it again, please?
などとなるそうじゃと。
「なら、hellowはどんな時に使うんじゃ」と聞いたら、
・初対面の挨拶の時、握手するのと同時に。
・そんなに親しくないが知人ではある人に呼びかける時。
などと言っておった。もっとも、このアメリカ人は言語の専門家ではないので、かなり感覚的な答えに留まっておるようじゃから、これを根拠に議論を進めることはできんが、何かの参考にはなるじゃろう。
なるほど。わかりました。僕の場合、調査対象となるのはおそらく以前教えていた学習者が中心になりますので、↑のアメリカ人と同様に、個人的な感覚による結果ということで気軽にやっていきたいと思います。
対象言語は、中国語・韓国語・タイ語・ヒンディー語・ポルトガル(ブラジル)語・スペイン(ペルー)語・インドネシア語・フィリピノ語+α かと思います。結果が出たら、ここのコメントから外して、新たに記事として投稿するつもりですので、よろしくお願いします。
>アンパンマンさん
おおっ、そんな経験があったんですね。でも、ホントにフィリピンではきっちりと使い分けられてるんですかね。時計もってないと挨拶できなくなっちゃいそうで。。。だから、あくまで目安ということでしょうね。ちなみに、僕も11〜17or18時ぐらいが「こんにちは」の範囲です。日が沈むと「こんばんは」に変えるかな。たぶん。(笑)