2016年05月28日

【読了34】緑と赤

この本、どこで知ったんだろ。
しかも、なぜか初めて電子書籍(BookLive!)で買って読んだ。
タイトルも、意味がわかんないままに。




なるほど。
なるほど、そういうことか。

と、タイトルの意味がわかったときには、もうドハマりしてた。
内容的にも、文章の生々しさにも。

今すぐにでも実写映画化できるようなリアルさ。
でも、実写化されたら観たいような観たくないような。
『GO』(金城一紀著)の何倍もキツイ。


ーなぜ、日本人も韓国人も、お互いにレッテルを貼って憎み合うのだろうか。
実在の人間ではなく、日本人のイメージ、韓国人のイメージを作り上げて、無意味にいがみ合っている。
あるいは、一部の人たちの振る舞いを全部に投影して、誤解を広げている。
政府やその政治のせいで、普通の人々が迷惑を被っている。どちらの国のマスコミだってお互いの反目を煽っているじゃないか。
本当に虚しい。
人と人の触れ合いではなく、妄想で作り出したものに、生身の人間が振り回されなければならないなんて。
こんなことを繰り返していたら、両方の国にとっても国民にとっても未来がない、と思う。


本当にその通り。
みんながそう思えば、どれだけの問題が緩和されるだろうか。
なぜ、そう思えないんだろうか。


そうした社会問題の解決に取り組もうとする人たちに、登場人物の一人は言う。

−常に、なんのためにやっているか、その本質を見失わないようにしろ。
決してヒロイズムに陥るな。

社会イノベーター公志園で、なんども自問自答したこと。
そこで、自分なりに得た「本質」



人に、やさしい社会にしたい。



ただそのためだけに、がんばろうと思う。
知英も梓もジュンミンも良美も龍平も、だれも傷つかないように。
posted by 土井佳彦(Yoshihiko DOI) at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック