2016年10月30日

【読了37】働く意義の見つけ方

facebookのタイムラインに流れてきたのとほぼ同じタイミングで、社会イノベーター公志園の先輩フェローから(初めて?)送られて来たメール。これはちょうど、今までの事業+今年初めた新しいチャレンジにもすごくリンクしてる取り組み。

読むっきゃないでしょ!

ってことで、即ポチった。




ある程度、成功(?)して有名(?)になったNPOの代表が自叙伝的な本を出すことはよくあって、まぁなんとなく読んだり読まなかったりなんだけど、今回は目的がちがった。著者の奮闘ぶりや団体の誕生秘話といったことじゃなくて、【留職】そのものを知りたかった。それも、自分の仕事に関連して、できるだけ具体的に。

なので、事業内容やノウハウが少しでも多くオープンになっていることを期待しながら(←そんな都合いいことないけどw)、“本題” に至るまでのところはサラッと読み飛ばしていこうと思って読み初めた(←途中から読むのができないタイプなんで)

・・・んだけど、

その期待は良い意味で裏切られた。

“本題” に至るまでに、何度もグサッ!と胸に刺さるものがあった。

以下、刺さったところを引用。


僕は、「自分」と「仕事」と「社会」という3つが1本の線でつながっているような状態こそが、最も理想的な働き方だと考えている。


最初にこんなふうに明確に言語化されたことで、読み手にもブレない軸をもたされた。その後に書かれてることは、この3つのズレや分断を見つけ、つなぎ直すことなんだとわかった。

そして、会社人を辞めて起業に向かうとき、

自分がどんな価値を社会に対して提供できているか


を判断基準にしていたことに強く共感したし、そんな著者の背中を

きみがこれからマッキンゼーで出すことのインパクトは大きい。必ず、それよりも大きなインパクトを、これから立ち上げる事業で生み出しなさい。その覚悟がないのなら、起業はやめてマッキンゼーに残ったほうが世の中のためだ。


なんて言葉で押し出した上司はカッコよすぎる!

現代の日本社会について、

誰かが挑戦するのを見たら、その挑戦を全力で応援する。
日本の組織に本当に足りないのは、(挑戦する人ではなく)「挑戦を応援する人」なのだ。


ってのは、「なるほど!たしかに!!」と思った。

ウチに来る相談事や飲み会なんかでのグチも、「上司や他部署、他団体の理解と協力が得られなくって」と、がんばっている人がつぶされる話ばかりだ。

改めて僕自身も、支援先団体だけでなく、団体内のスタッフ等の挑戦をもっと応援していこうと素直に思った。


それ以外にも、留職に参加した人が感じたことや、もちろん留職事業の要となることもたくさんあって、とっても読み応えがあり学び多い本だった。ここではあえてハウツーはおいといて、いちばん重要だなと思ったことだけをメモしておこう。

今後の活動の中で、これだけは忘れずにいたい。

これがないと、流行りの「プロボノ」もきっと形骸化してしまう。

留職の経験の中で最も大切だと考えているのは、「働くこと」や企業活動が社会にどのような価値を提供しているかについて、改めて気づくという部分である。
posted by 土井佳彦(Yoshihiko DOI) at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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