2014年03月11日

GAME.10 クリスタライズ

前回記事から3ヶ月が経ってしまいました。
情報発信が大事だとわかってはいても、全速力で走りながらそのプロセスを共有するって難しいですね。

さて、去る3月8日に第3回社会イノベーター公志園の結晶大会が開催されました。
前日の関係者向けプレゼンで出場者15名が、7名のフルタイム(動画5分+スピーチ10分)と8名のショートタイム(動画5分+スピーチ4分)に分けられ、僕は後者となりました。
結果的には、スピーチの時間が短くなったぶんポイントが絞られてよかったのかもしれませんが、初めて聞いてくださった方に対してはお伝えしきれなかったところも多いので、ここにスピーチ全文を掲載しておこうと思います。
まあ、普段2時間程度の講演でも自身の考えを細かく伝えることはできてないので、時間はいくらあってもキリがないし、一方的に伝えるんじゃなくてディスカッションができればなおさらなんですけどね。

見る人・読む人にとって、いろんな受け止め方をされるでしょうし、ツッコミどころもそれぞれだと思いますが、そこから対話が始まるといいなと思っています。お会いする機会があれば、ぜひご意見・ご感想をお聞かせください。そのあと、一杯呑みながらゆっくりと語らいましょう。

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posted by 土井佳彦(Yoshihiko DOI) at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 公志園2013 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月05日

GAME.9 ジブンゴト

11月30日、NHK大河ドラマ「八重の桜」と関わりの深い同志社大学で、関西公志園が開催された(公式報告は こちら )。
と言っても、僕は大河ドラマを見ない人間なので流行りにものれず、ただただ発表のことで頭の中がいっぱいだった。

今回、いちばんうれしかったのは、名古屋から近いこともあって、パートナーが全員参加してくれたこと。伴走者のみなさんと合わせて、チーム土井8名勢揃い!(ホントはあと2,3人いるんだけど)お互い、顔合わせができてよかったよかった。

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パートナーのみんなと。


一方で、今回いちばんイケてなかったのが、前日までの韓国出張含め、あまりに本業が忙しくてムービー制作が全然できなかったこと。開始ギリギリまでパワポのスライドショーでつくってたけど、結局、ハマる音楽がみつかんなくって断念。参加者の方に、それぞれお好きな音楽を頭のなかで奏でていただくことになりました。^^;

で、今回のプレゼンのポイントは、「どうしたら、多文化共生を身近な問題に捉えてもらえるか」ってこと。前回の東京でのプレゼン後、多くの方から「困ってる外国人って、どういう人?そういう人って、どこにいるの?なんで困ってるの?」っていうコメントや質問をいただいて、正直おどろきました。
そう、参加者の多くは、東京の比較的大手のビジネスマン。プラス、比較的有名な大学の学生。彼らにとっての身近な“外国人”ってのは、留学生か、留学生あがりの優秀なビジネスマン。日本語もある程度できるか、英語でコミュニケーションがとれる人。“困っている外国人”というのは、途上国に暮らしている人たちで、隣に住んでいる人たちじゃない、ってゆー感覚なのかな。

もちろん、そういう人ばかりじゃないけど、そういう人にも身近な問題、この日本社会で起きていること、“ジブンゴト”として捉えてもらうために、どう伝えられるかってゆーのが、僕が公志園に参加した理由なんだよね。この問題を、いつもの同じメンバーだけで議論するんじゃなくて、もっと“外側”にいる人を巻き込んでいきたいからね。じゃないと、いつまでたってもマイノリティだからw 課題解決を加速させるには、ちょっとでもマジョリティに近づいていかないといけないんだ。


で、肝心のプレゼンの内容に話を戻すと、実際にそこを意識して伝えたのは、

 なぜ、途上国に学校を建てる企業はたくさんあるのに、国内の外国人学校に1円でも寄付する企業はないのか?
 なぜ、グローバル教育とか言って海外留学や留学生の受入れを推進する大学はたくさんあるのに、積極的に在日
   外国人
と交流を促す大学は少ないのか?
 なぜ、海外の子どもたちに勉強を教えたい人がたくさんいて、そういう人たちに税金で生活費や帰国後の積立金が
   出ているのに、国内の「日本語指導が必要な児童生徒」に教える人の待遇は低いのか? 



ってこと。
それらは、良い悪いってことじゃなくて、あまりにも外にばかり意識がいっていませんか、国内のこと、自分たちの足下のことを疎かにしすぎていませんか、もう少し、身近なところに目を向けませんかってことが言いたいわけ。

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・・・結果、その点については、けっこう伝わったみたいで、多くの人から「考えたこともなかった。たしかに、そうだ。新しい視点に気づいた。」なんてゆーコメントをいただきました。これは素直にうれしかった。僕だって、初めは海外のことにしか関心なかったんだ。それが、たまたま仕事やボランティアで在日外国人と接することになって、それでもだんだんと、5年ぐらいかけて、自分のまわりで起きてることに気がついて、それって自分も無視してちゃいけないことだなって感じるようになって、ようやくアクションを起こす気になったんだもんね。だから、たまたま縁あって僕のプレゼンを聞いてくださった方が、「あ、そうか」って思ってくれただけですっごくうれしいし、ありがたいことなんだ。


でも、それで満足しちゃいけないのが公志園。
「そっか、それって大事な問題だね!」って思ってくれた人に、次にどんなアクションを起こしてもらいたいのかも考えて、具体的に提示していかなきゃいけない。「じゃ、わたしは何したらいい?何をすべき?」って聞かれたら、どう答えるか。

・・・そこが、まだ僕には示せない。

いや、一人ひとり話をしていけば、その人にできそうなことを示せるんだけど、不特定多数の人に「こうしていきましょう!」ってゆーのが言えない。それは一つに、ざっくり<多文化共生>について語ってるからかな。その中でも、とくにどの課題をどういうふうに解決していくのに何が必要か、を示さないといけないんだろうけど、“安易”に課題を絞ってしまうことの怖さってゆーか、「アレをこうすれば<多文化共生>になるなんて、そんな簡単な問題じゃないよ!」ってゆー気持ちが強いからね。とくに、公志園は動画ってゆーカタチに残って、それがその後ひとり歩きするもんだから、シンプルに伝えるのはとっても怖い。ふだん、研修会では2時間前後、大学の講義だと30時間かけても伝えきれないものを、15分程度のプレゼンで説明+自分のストーリーなんてムチャだわ。

でもでも、それやんなきゃいけないんだよね。2時間も僕の話を聞いてくれる人なんてめったにいないんだから、15分でも理解・共感・応援してもらえるように伝えられるようにならなきゃね。

前に、パートナーの一人から「20秒のテレビCMでも、感動することってあるもんね」って言われて、たしかにそーだなーって思った。それに比べたら、15分って超長げー。

ヤフー石巻復興ベースの長谷川くんのプレゼンは、音楽もノリノリでスピード感もあって、メッセージや石巻の状況がビシビシ伝わってきた。さすが!僕のプレゼンは全体的に暗〜いし重〜いんで、そのへん参考にさせていただきます。

で、自分はみんなに何をどうしてもらいたいのか?

うーん、なんだろ。
現場でじゃない、目先のことじゃない、もっと先につながることなんだけど、基本的には「足下に目を向けて、ここで起きていることを大事にする」ってゆーのでいいと思ってるんだけど、もう一歩踏み込んだ何か。。。

うーん。。。
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2013年11月01日

GAME8.ノック

10月26日(土)、社会イノベーター公志園2013第2回相互支援会が、主催団体のNPO法人ISL事務所で行われた。

最初に、今回の社会人伴走者学生伴走者のみなさんが自己紹介。
改めて、すごいメンバー(きっと、こういうことに関心をもつのはすごい人たちのほうなんだろう)だなぁと思った。社会人だけでなく、学生もいわゆる一流大学、有名大学の人が多い。僕が高校生のときには、受験しようとも思わなかったようなとこばっか(あ、でもICUだけは憧れでした)。正直僕なんかより、彼・彼女らが起業したほうがうまくいくんじゃないかと思った。卑屈じゃなくて、率直にね。

そのあと、いよいよ、各出場者への伴走者(社会人3名+学生1名)の発表。

ドキドキ ドキドキ ドキドキ ・・・

ジャーン!

僕に伴走してくださるのは、アキレス美知子さん、黒澤寛由貴さん、浜田賢二さん、埼玉匠海くん!

・・・なんともモッタイナイ。
ここに参加しなかったら、おそらくお目にかかる機会もなかった方々ばかりで、改めてこの機会に感謝の気持ちでいっぱいです。


早速、グループに分かれて伴走者の方々との対話へ。
一人ずつ、普段のお仕事など簡単に紹介したあと、過去の参加者が「とにかくしんどかった」というノックがスタート。次々と寄せられる伴走者からの質問に答えていく。

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キャッチできたり、グラブをはじいたり、全然手が届かなかったり・・・
中学校の野球部時代を思い出した。

具体的なやりとりは割愛して、自分のメモ用に、いろんな意味で“刺さった”コメントをまとめておく。

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・これまでやってきたことの結果には、まだ満足できていないはずでは?(なのに充実してるってどーゆーこと?
・周囲の期待と、自分のやりたいことの間にズレがあるかどうかを整理できていないのでは?
・ビジネスとして何をしないといけないのかが不明確なまま歩いているようだ。
・過去に、仲間が活動から離れていった理由は、生活できるだけのお金がないことだけ?もっと必要な仲間が増えない理由は?
・他者に認めてもらいたい気持ちが強いね。
・在日外国人の生活において、日本の法制度に問題があることはわかったが、それで何をどうしようとしているのかがわからない。


そして、「今までやってきたことと、これからやろうとしていることは、何が目的で、何が手段なのか?」と。

最後に、NPO法人ISL理事長の野田智義さんより、

リーダーになろうと思ってなった人はいない。
それでも、社会にはリーダー育成が必要なことの矛盾がある。
リーダーは皆、Active No Action(≒不毛な忙しさ)。
ものすごくがんばって動いているのに、結果的には何もできていなくて、「自分は何をやってるんだろう」と思う。
がんばっている人ほど陥りやすい。
ここから脱却するためには、自分を振り返る時間と場をもつこと。

リーダーは、内なる声を聴き続ける。支えてくれるのは、それだけ。
自分の夢がみんなの夢になる。そうならなければ、それはただの野心。


今はまだ、これらの言葉を頭に入れておくことしかできないけど、こぼさないように、こわさないように、今度こそちゃんと向きあっていきたいと思います。


だいたいが、初めて言われたことじゃないから。
ずっと、ほおっておいた言葉たちだから。

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2013年10月12日

GAME7.メイク・ア・ムービー

社会イノベーター公志園では、自分の“志(こころざし)黒ハート”を伝える5〜7分程度の動画を制作しなければなりません。その過程を通じて、自身の活動の原点やこれまでのターニングポイントを振り返ったり、解決したい課題の根っこを掘り下げたりするんだとか。そして何より、口頭だけじゃなく「映像の力」で観客の心をワシづかみ!にできるようにとのことです。

・・・そんなの、ボクにはムリ!!

国際協力NGOの寄付募集のポスターとかにありがちな、痩せこけた裸んぼの子どものどアップだとか、どこかの国のスラム街でゴミひろってる子どもたちだとかが前面に出てるようなのは苦手なんですよね。良いとか悪いとかじゃなくて、苦手。そもそも、僕が多文化共生に携わったきっかけも、今の活動も、“かわいそうな人たちの支援”じゃないんで、実際にそういう面があったとしても、“違和感”を覚えてしまいます。


今回の取組みの中では、新しいツールで、新しい伝え方を自分の引き出しの中にもちたいなと思ってるんで、どーしたもんかと悩んでたところ、パートナーのいっちゃんが「ムービー制作に協力してくれそうな人知ってるから、聞いてみるよ」と一人紹介してくれました。さっそく、facebookでコンタクトをとって会いに行って、事の流れと協力をお願いしたところ、快く引き受けてくれました!

フジオカ・ヒロタカさん、ありがとうございます!!

実はヒロタカさんは、昨年度の公志園出場者の木村真樹さんのムービーも創られたそうで、つまり経験者。このうえない強力な協力者です。ホントにありがたい。

ただ、GAME2に書いたように、僕の公志園出場の中で大きなポイントにしているのは、これを通じて今後の多文化共生を担っていく人たちを強くつなげること。だから、ムービー制作も、だれか一人に丸投げするんじゃなくて、その人に新しいつながりをもってもらいたいと思って、もう一人、協力者を探しました。

そして、これまた超多忙なのに快く引き受けてくれたのが、「珈琲と鉛筆」のロングヒット&最新作「架け橋〜聞こえなかった3.11〜」が絶賛上映中!の映像作家、今村彩子さん。
AYAちゃん、ありがとね!!


さっそく、今日は二人を引きあわせて、3人でムービー制作の役割分担と大まかな方向性について話し合いました。
はたして、どんなムービーができるか今のところまったくわかりませんが、強力な二人のおかげでとーっても楽しみになりました。 カチンコ ぴかぴか(新しい)
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2013年10月05日

GAME6.セカイノモデル。

10.3@名古屋。

この日は、年明け2月8日に公志園名古屋大会の運営を切り盛りされることになった中部世話人会の初会合でした。今年で3回目となる公志園をぜひとも名古屋でも開催したい!と《オカン》が中部の財界人に声をかけて世話人会を設立。その方々の前で、改めてプレゼンをすることになったのです。

世話人として集まってくださったのは、たぶんここ以外では一生会うことのなかっただろう大手企業の社長や相談役が10数名。ずら〜りと円卓に鎮座していらっしゃいました。今日は愛知からの公志園出場者である僕と毛受さん二人だけのためにお集まりくださったようなので、正直、先日の大阪の2日目よりかなりのプレッシャーで、居心地はなんとも・・・。ふらふら


まあ、それはそれ。
大阪でのプレゼンは最悪だったんで、もうちょっと明確に自分の取り組んでいる課題についてお伝えしようと思いました。それに、この方々に自分の思いを聞いていただけるのは、きっと一生に一度のチャンスでしょうから、就職面接のような心持ちで、まっすぐに伝えたいと思いました。

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今回も5分という短い時間だったので、いつもの60〜90分の講義のようにはいきませんでしたが、最初に「自分が何を解決したいのか」を明確にし、途中で具体的な事例も盛り込みながら今後の意気込みを伝えることができました。


プレゼン後に1ついただいた質問は、予想外のものでした。

世界でいちばん、多文化共生社会のモデルとなる国はどこ?

みなさんなら、どうお答えになりますか?

















僕は、「現状は国によってそれぞれで、良いところもうまくいっていないところもありますが、今後、世界のモデルになる可能性がいちばん高いのは、日本だと思います」とお答えしました。

いや、ホントにそう思ってるんですよね。
日本語学習支援の仕組みや災害時対応なんて、すでに世界に誇れるレベルだと思いますよ。
ただそれが、「事例」にとどまっているのが残念。
どこにでも当たり前のようにあるものにならないと、欧米や豪・韓のような法制度化されているものには敵いません。


日本が世界でいちばん多文化が共生している国になるように、その可能性を最大限に高めていきたいと思います!手(グー)
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2013年10月01日

GAME5.やっぱり、ビジネスモデル?

プレイボールから一夜明けて、9.29@大阪。
この日は関係者だけのクロージングセッションです。

会場は、16名の公志園出場者+各パートナー、そして10数名の「伴走者」に主催者に過去の出場者にと、50名ぐらいのアツ〜イ人たちの熱気でムンムン・・・かと思いきや、ほとんど初顔合わせで、これから何がはじまるんだろうという緊張感で少しコワイぐらい静か〜な雰囲気でした。

「伴走者」というのは、大会期間中ずっと出場者の成長に寄り添ってくださるメンターのような役割の人で、出場者1人に対して2名ほど選ばれます。ほとんどの方が企業経営者、つまり社長さん!そんな方に寄り添っていただける機会なんて初めてで、どう接してよいやら困ってしまいます...(汗)

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今回は、仮の伴走者が、出場者2名に対して2名ついてのグループセッション。僕は、京都で(株)坂ノ途中という“環境にやさしい農業”の普及を行っている小野くんと同じグループでした。
彼は大学卒業後、外資系の金融機関に務めていて、4年前に会社を設立。わずか4年で、僕や伴走者の“環境にやさしい農業”を広めたい理由、広まらない理由に次々と答えてくれて、すっごく勉強してるんだな〜ということがヒシヒシと伝わってきました。なにより、すでにビジネスとしてメシ食っていけてるところがスゴイ!

一方、僕はと言うと、今にいたるまでの経緯を中心にネホリハホリ聞かれました。源流に向かってズンズン歩かされる感じ。ここが原点かな、と思っていても、「それで?それで?」と、さらに前に戻される。逆に、現在のところでは「何をしてるの?それで、どうしたいの?」とけっこーサラッと聞かれたと思ったら最後に一言。

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よし、わかった。キミにはビジネスモデルがない。それ作ろう。




・・・

・・・・・たらーっ(汗)


(ほーら、言ったじゃん。事前の面接のときに、僕はビジネスモデルじゃなくて公的な法制度化の中で課題を解決すべきだと思ってるんだってば。)( -.-)ブツブツ


と心の中で思いながら、同時に、それだけじゃ食っていけないことをこの5年間で痛感してて、そのブレイクスルー(=ビジネスモデル確立というよりは、脱・委託事業依存!)を求めてこの場に参加したんだよなとも思う自分がいて、モヤモヤ感いっぱいで帰路についたのでした。


さてさて、これからどうなることやら。
まだまだナゾのコウシエン。
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2013年09月30日

GAME4.プレイボール

9.28@大阪。
ついに、第3回「社会イノベーター公志園」がはじまりました。

ここから3月まで、月イチペースで大阪→東京→京都→仙台→名古屋と回って、最後に東京での最終プレゼンを行います。この間に、自分の活動や想いを他者に伝える力を磨いていくわけです。


開会前に、今回パートナー参加してくれることになった(株)ランダムネス代表の市野くん(いっちゃん)と、第1回公志園出場者のNPO法人インターナショクナル代表理事の菊池くんと3人でランチしました。
アラサー男子3人、川べりのおっされ〜なカフェレストランでランチ。
起業して、結婚して、子どもができて(僕以外)、もがきまくりのまっただ中、語り合う。。。
こういう機会、超レアです。ありがたや。

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川べりのテラスでランチ。川の向こうに見えるのが会場の大阪市中央公会堂


会場入りして、2人は観客席へ。僕は控室に。
事前に紙面で紹介のあった16人の出場者。知ってる人は、同じ愛知から出場することになった(一社)アスバシ教育基金代表理事の毛受さんだけ。ちょこっと名刺交換して、トイレで久しぶりにネクタイ締めて会場へ。

今日のメインは、一人4分のスピーチ。
関西の経済界の方々を中心に集まった数百人を前に、自分の活動の原点とこれからの想いを伝えます。

僕の場合、いろいろ考えても壇上に立つと緊張してほっとんど忘れちゃうんで、おおまかなポイントだけ決めて、あとはそのばで自然と言葉が口をついて出るというスタイル(?)なんです。
・・・が、このときは冒頭部分を丁寧に伝えようと思うあまり時間配分をミスって、これからってときに「残り30秒」のカンペが目に入ってしまいました。あわわ。。。
原点については伝えられたけど、“おおまかなポイント”はおもっきしはしょって(←でも、今考えるとそれでもよかったかな)ハイ、おしまい。かなりの低空飛行となりました。

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Photo by いっちゃん(ありがとう!)



終了後の懇親会では、初めてお会いしたI川H江さんに、「今日イチ眠かったわよ。」なんて笑顔で言われる始末。(目が笑ってないッス...)「ただのマジメじゃダメよ。頭に“バカ”とか“どうしようもない”とか、なにか付けられるようになりなさい。今は中途半端だわ。」とアドバイス(?)をいただきました。


それにしても、他の出場者のスピーチを聞いていると、ホントにいろんな社会課題に向き合ってがんばっている人がいるんだなあと関心させられました。なんで今さらこんなとこ(失礼)に!?、ってぐらい実績のある方も何人かいて、それでもなお自分磨きに来られているなんてすごいなぁ(そういう人たちとも半年間、比較されながらってのはなかなかキツイなぁ)と、ちょっぴり弱気にならずにはいられないぐらいスゴイ方々ばかりですが、すっごいエネルギーいただきました。いっちゃんも僕も、体の中がグツグツしてます。

みなさんと話しているといろいろ共通点や共通の知人もみつかって、とくに、海士町の阿部さん石巻の長谷川さん、いわきの吉田さんとはけっこーお話できました。今後、出張の際に時間がとれれば足を伸ばして、みなさんの活動現場にお邪魔してみようと思います。


P.S.
この日の宿は、西成区の激安ホテル
地下鉄の駅から徒歩2分、4.5畳の2人部屋で、大浴場あり、free wifi付きでなんと2,800円!(一人1,400円)
せんべい布団でちょっとお隣さんがうるさかったけど、寝るだけなら問題ナッシング。
それ以上に、夜の西成区がおもろい!“オールナイト”のうどん屋さんアリ、どれでも1つ100円(4つ買うと1つオマケ)のおでん屋台アリ、今回は行けなかったけど通天閣まで徒歩3分!
これは確実にハマりそうです。みなさんも、ぜひ。(≧▽≦)

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2013年09月25日

GAME3.メンドクサイ

公志園のプレイボールは、9.28@大阪。

それに先立って、いくつかの提出物のお願いメールが届いています。
これがとってもメンドクサイ。

先日テレビで宮崎駿さんが、「大事なことは、メンドクサイんだよ。」と言っていました。

ホントにそのとおり。
大事じゃなかったらテキトーにやればいいんですけど、大事だと思うから、他にも大事な仕事を抱えてテンパッてる中でさらに一生懸命頭を悩ませて、ついつい「あ゛ぁ゛〜メンドクサイ!!」と叫んでしまう午前3時。ここ数日、そんな日々が続いています。

でも、連休返上で、24時間体制で(!)がんばっていらっしゃるという主催団体のみなさんからのメールに支えられ、なんとか書き上げました。


事前課題では、今の自分の活動の原点となる体験や、そこから実際に行動を起こすようになった経緯、どんな社会課題を解決したいのか、どんな将来を夢描いているのか、そのためにどんな解決策をもっているのか・・・などなど、それを字数制限内にまとめるというものです。

ちゃんと伝えようと思うと長くなっちゃう。でも、長くなると読んでくれる人も少なくなる。
でも、短すぎるといろいろはしょっちゃうから、うまく伝わらなくなる。
じゃ、ホントに「これだけは伝えたい」ことってなんだろう?
自分の想いなのか、体験なのか、たぶんまだ多くの人が気づいていない社会状況なのか。
読んでくれる人は、どんな人なのか。
それによって、どんな言葉で表現するのか、どんな数字で示すのか。

なに書いても、なんかちがう気がしてキリがない。

顔の見えない相手に、おそらく「多文化共生」について日頃から考えたりしていない(もしかしたら聞いたこともない)人に、自分の活動や想いを理解・共感してもらって本当に難しいですね。


・・・・・、

つまりは、今の僕にはそれが欠けてるってことなんだ。

そっか。
そうだね。


メンドクサイこと、ちゃんとやっていかなきゃね。
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2013年09月23日

GAME2.パートナー

前記事の段階では、イマイチよくわかんなかった“コウシエン”。
正式には、「社会イノベーター公志園」というんだそうです。



コウシエン=甲子園(トーナメント形式の競い合い)じゃなくて、自身の志を公けに問う場。個々の社会活動に込めた想いと活動のありかたを改めて見つめ直し、自身をもうワンステップ成長させる場。そんなところでしょうか。詳しくは、コチラ

そのプロセスを、たくさんの方が応援してくださいます。
とくに、出場者はこのプロセスをもっとも身近で共有し、支えてくれる人を「パートナー」として1〜3名選ばないといけません。どんな人を、どんな基準でパートナーに選び、どんな役割を求めるのかは出場者が決めます。


うーーーーーーん。

悩みました。
いろんな人の顔が思い浮かびました。
でも、みんな忙しいし、月に1回は自費で1泊2日の県外出張をしてもらわないといけないし、けっこーハードル高い。
それに、3人にはしぼれない。


うーーーーーーーーーーーーーーん。


いっぱい悩んで、《オカン》にも相談して、ようやく決めました。


最大のポイントは、この地域で、同世代で、今後も多文化共生の分野で<仕事>として活動し続ける人/続けたいと強く思って動き出している人
そんな人たちと「今、ここ」を共有できたら、多文化共生の社会づくりをさらに加速できるんじゃないかと。
この機会にそんな仲間たちとの絆を深められたら、この先もっと、お互いが心強い存在になれる、なりたい!と。

NPOで、同世代で、職業として多文化共生に携わっている人は、そんなに多くありません。
だからこそ、本音で語り合い、時に支えあい、常に切磋琢磨できる仲間の存在は宝物です。


ということから、社会イノベーター公志園へのパートナー参加をお願いし、結果的に4名の方にご協力いただけることになりました。快諾してくれた4名には、心からお礼申し上げます。いっしょにがんばっていきましょう!
もちろん、できれば他にもいっしょに取り組んでいきたい仲間はいましたが、人数制限と物理的な距離の問題から断念しました。そういう方々とも、半年間のプロセスの中で、どこかで想いを共有できる機会がつくれたらなと思っています。


パートナーについては今後、ご紹介していきたいと思います。
僕ともども、応援よろしくお願い致します。
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2013年08月25日

GAME1.コウシエン

―2013年、春。

ケータイにかかってきた一本の電話。

土井さん、コウシエンに出ない?

・・・まさか、このトシでお声がかかるとは。
元・野球少年にとって、憧れの地。NHKで生放送。


なんてアホなことを考える暇もなく、いつもの調子でまくしたてるように“コウシエン”についての説明と、なんで僕に声をかけたのかを話し続ける《オカン》の声。

過去の“コウシエン”に知り合いが何人か出場してたから、なんとなくのイメージ(自分が出るようなモンじゃないっての)はあったけど、産みの親に「アンタ、今が変わり時でしょ!」なんて言われたらノーとは言えない。
いや、ホントは自分でももう一歩踏み出さなきゃいけないよなって思ってた時だったし、なにより《オカン》がそんなふうに見てくれていたことがすっごくうれしかった。
ということで、ふたつ返事をしたけども、この段階ではまだ“コウシエン”出場の候補者で、その後、主催者との面談を経て最終決定が下されるんだとか。


―それから約1ヶ月後

中区のスタバで、“コウシエン”の主催者というNPOのスタッフに、スカイプで1時間ほどあれこれ質問を受ける。
どんな活動をしてるのか、なんでそんなことやってるのか、これからどうしたいのか、そのためにどんなビジネスモデルを描いているのか・・・

ん? ビジネスモデル?


僕の話を聞いていなかったんだろうか。

僕が今やってることは、今は市民の善意で担われていることだけど、本来は公的になされるべきことだと思っていて、いずれそうなるように形づくったり、試しにやってみたり、しかるべきところに働きかけたりしてる。その過程で受益者との間に、直接または間接的なお金のやりとりはあっても、それで事業を回していこうなんて考えてない。

なんでかってゆーと、いざというときに命が守られることと、最低限必要な生活スキルを手に入れることは、そこに暮らす人にとって当然与えられるべき権利であって、いくら安くてもお金がないと得られない(→ 命の危険性が高まったり、不安定な生活環境を強いられる)というのはおかしいと思うから。それが現実だとしても、10年後、20年後もそのままにしておきたくないと思ったのが、僕がこの道を選んだ最大の理由なんだ。
もちろん、それを得るための自助努力は必要だけど、その努力が難しい環境にいる人もいて、そういう環境をつくっているのは僕たちで、せめて今より少しでも努力できる/しやすい環境をつくっていきたいと思ってるんだ。

だから、“コウシエン”というのがビジネスプランコンペのようなものだったら、正直お断りしようと思ったし、そんな考えのヤツはお呼びじゃないから最終選考には残らないだろうなと思ってスカイプをOFFにした。


―そして、2013年、夏。

僕は34にして、“コウシエン”に初出場することになった。
ずぅずぅしくも、選手として。

まぁ一生に一度のことなんで、出るからにはできるだけのことをして成長に結びつけたいと思います。
半年間、自身を見つめなおして新たな境地を見出す(?)のがテーマらしいんで、そのプロセスを忘れないように、ここにメモっておこうと思います。


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